注意
この話は、素人がへなちょこ命綱をつけて脆弱な体に鞭打って高所に登った話です。
どうしても登らざるを得ない状態だったため、行なったのですが完全に自己責任です。
このブログを参考に屋根などに登って事故が起きたとしても責任は取ることができません。
大変危険な作業なので、必ず自己責任において参考にしてください。
使ったもの
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熊本地震直後
地震直後に、みんな瓦がおどったり落下していて瓦屋さんがもう借りまくっている頃。
例に漏れず、我が家も盛大に瓦がおどっていた。
瓦屋さんに電話するも行けるのは2週間後くらい!との返事…
実家から離れて暮らしていた私は、仕事もあるし…どうしよう?帰るべき?でもご飯とか物資どうしよう?
とか小賢しいことを考えまくって、帰省するのを迷っていた。
しかし!!
ここにきて、母が食中毒をwwww
なんちゅーナイスタイミング!GWやし帰っちゃえ〜!
と、半ば勢いに任せて帰省。
そこで、家の中で傘をさして過ごしている母www
これはダメ!住めない!つうことで屋根の状態を確認しに。
OMG!思ったよりひどい…
熊本ってね…地下水がとても豊富なのですが雨もすごいのです。
大阪に引っ越した時に驚いたのは、梅雨の時の雨の少なさ。
雨ばっかりで本当に気が滅入るね〜なんて就職したての頃上司に声をかけられたのですが
私は心の中で…どこが梅雨なの…?雨全然降ってないけど…あれ?もう夏じゃね?
ってくらい、雨量?が体感で違った。
なんていうのかな、熊本の雨はバケツをひっくり返したような?そんな雨が6月ごろからよく降る。
念のため年間雨量の6月と7月を大阪と、熊本で見てみたら倍以上違ってわろたw
とまあ、来たる梅雨に備えて屋根をどうにかしないとね…といった話です。
屋根の状態
![兄がちょーやっつけで養生したところ](https://chomolungma-kids.com/w/wp-content/uploads/2018/04/f492aaeeee3f9d962464d84a2af0e9a8-1-768x1024.jpg)
兄貴は高所恐怖症のため、「こわい、こわい」と言いながぺっぺっぺーと作業を終わらせて降りてきたらしい…
怖いなら仕方ないよね…怪我したら危ないし。
その点、全然高いところは怖くないので私は足元を確かめながら一歩ずつどうなっているか確かめ始めました。
これから…膝を痛めるほど何かするとはつゆ知らず…
とりあえず少しだけお掃除してく
![少し掃除してみた](https://chomolungma-kids.com/w/wp-content/uploads/2018/04/e39bd93bb45482071cd038884b59d37c-768x1024.jpg)
この時は滞在時間が限られていたので、空と相談しながら少しずつ作業を進めていきました。
割れた棟瓦や、小石みたいになった瓦でルーフィングシートを踏み抜いたらまずいのでとりあえず
見える範囲だけ少しずつ修理して行くことに。
棟瓦外れるって…これ落ちてきたらちょー危ないじゃんねw
何枚もビニールシートをかぶせてあったから剥がすのにも一苦労…
1つの面剥がすのに、5時間くらいかかった…なにより土嚢袋に瓦が詰めてあって重たすぎる!
いつ雨が降り出すかわからない土地柄1面ずつの対応に。
割れてないけど散らばっている瓦は、はめ直して歩き、
それでも禿げてる部分がほとんどだったので全然足りず、ビニールシートまみれになった屋根。
これやってみたわかったんですが、土嚢袋はUVに強いやつじゃないと1ヶ月くらいでボロッボロになってしまいます。
少しお値段張りますが、絶対UVカットのもの買ったほうがいいです!
そして!
これも重要なんですが、土嚢袋に瓦は入れないほうがいいです。
後から重くて持てたもんじゃない…
瓦を入れたことによって、
風で煽られた土嚢袋が瓦と擦れる+太陽光による劣化=ぼろっぼろ
という、図式が完成しますよ…とほほ
途中、熱中症になったり、肉体的に疲れすぎて眠りこけてしまったりで結局3日くらいかけて直していった。
思いつきで養生した結果…
今見ても雑だけど、最初よりマシかな!くらいの最後の画像。
ビニールシートを紙飛行機の最初の部分みたいな折り方をして、キャップ状に。
各角にはめてお互いに引っ張り合わせておいた。
いいアイディアだったと思うけど…非力すぎて少しずれたりしていたようです。
次回は、屋根が施工される直前まで約3ヶ月持続した方法を書こうと思います。